GEEKKイニシアチブは、2024年にJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)に採択された次世代科学技術チャレンジプログラム(STELLAプログラム)です。

GEEKK(ギーク)は"Growth of Engineering and Entrepreneurship in Kitakyushu"の略で、工学の力(エンジニアリング)と業を起こす力(アントレプレナーシップ)を北九州の地から育んでいこう、という思いが込められています。
また同時に「ギーク」という言葉が意味するような、特定の専門分野を追究する姿勢、愛好的で熱心な姿勢を持った人材を積極的に育成していきたいという意味を重ねています。

このプログラムでは、主にプログラミングやエッジコンピューティング、AI技術、データサイエンス、ロボット技術などのテクノロジー領域と、言語化スキル強化などの演習・トレーニングを経てギーク人材の卵を発掘し、専門領域での研究やフィールドワークを経験することで、傑出したギーク人材を育成します。
北九州を中心とした九州全域の高校1〜2年生(一部のプログラムは学年制限なし)を対象とし、受講生には約2年間プログラムに取り組んでいただきます。

GEEKKイニシアチブでは、みつける、そだてる、しくみをつくる、ひろげる、
をポイントにプログラムを行っています。

1.見つける

突出した意欲・能力を有する生徒の発掘し、その才能や価値を認めながら支援していき、
高校との連携を強化し、情報技術に強い生徒(ギーク)を発掘するための計画を進めていきます。

2.育てる

生徒が自身の興味や欲求を整理し,それを言語化する重要性の理解を深めていきます
STEP1
「自身の興味と夢を言語化し、エッジAIの基礎を学びながら、専門領域を発見する」
STEP2
「専門領域の研究体験を通じて、フィールド調査とコンテストへの挑戦」

3.しくみをつくる

研究室での教育・地元企業との連携フィールドワーク・キャリアパスへの接続、 個性に合わせた教育プランを実施して、柔軟性のある学習環境及び具体的な学びの場の提供します。 さらに研究室や地元企業との連携し、才能を社会でいかに活かすかの探究を行いながら学際的なアプローチで適切なフィードバックを行っていきます。

4.ひろげる

新学部の総合選抜制度への組み込み、アカデミックパスの多様化を実現するために学生が自分の興味や目標に応じて、 AI社会の到来による変革をになう人材の育成と地元定着を目指していき、 本学の入試やキャリア育成の制度に反映や入試におけるディジタルバッジの付与し活用できるようにしていきます。