エッジコンピューティング演習の授業が始まりました!

エッジコンピューティング演習の初日は、ひびきのキャンパスでの対面授業からスタートしました。
授業の冒頭では、精密機器の取り扱い方や使用する機材について、丁寧な説明が行われました。
続く機材の組み立て作業では、まずZoomによるオンライン講義で全体の手順を確認し、その後、現地の講師が手元カメラを用いて再度詳しく組み立て方を説明しながら進行しました。

普段は精密機器に触れる機会が少ないため、受講生は恐るおそる部品を手に取りながらも、時折笑顔を見せつつ楽しそうに、真剣な表情で作業に取り組んでいました。

続いて、Arduino IDE というソフトウェアをインストールし、初期設定やサンプルプログラムの読み込みを行ったうえで、LED を点滅させる動作確認に挑戦しました。
LED がうまく点滅した受講生は目を輝かせ、思うように動かない場合は真剣な表情で調整を重ねる姿もあり、手を動かしながら試行錯誤する演習ならではのダイナミックさが感じられました。

LED の動作確認に成功したあとは、GPS モジュールを使用して現在の位置情報を取得する作業に取り組みました。
省電力で通信を行う仕組みのため通信が安定しにくく、少し電波が弱いことから、受講生には空が開けた場所や窓際などで位置情報の取得を試してもらいました。

「通信がうまくいった!」という声が上がると、受講生同士が自然と集まり、ポイントを確認し合いながら作業を進めるなど、互いに協力しながら取り組む姿が印象的でした。

一日の授業を通して、受講生同士が声を掛け合い、助け合いながら楽しそうに学ぶ様子がさまざまな場面で見られました。
次回のエッジコンピューティングの授業は、自宅から参加するオンライン形式となり、GPS の取得に加え、拡張ボードと各種センサーをジャンパワイヤで接続して通信を行う作業にも取り組んでいきます。